
生地づくりの基本:
パン生地は、こねが足りないとどうなるのか?
こねの役割は、グルテンを作ること
グルテンとは、小麦に含まれるタンパク質『グルテン』と『グリアジン』が水分と結びつき、
刺激を与えることによってできる物質。
強いグルテン膜を作ると、発酵によって作られる炭酸ガスをしっかりと抱え込むことができるため
大きく膨らんだやわらかいパンが作れます。
よくこねた生地は強く伸ばしても破れず、しっかりと薄いグルテン膜が出来ます
あまりこねなかった生地は、少し持ち上げただけでもプチプチ切れてしまいます
こねが足りないと、生地がしっかりとつながっていないのです。
こねが足りないままパンを作り、焼き上げても
パンの伸びが足りなく、詰まったような重い食感でくちどけが悪いパンになってしまいます(食パンなど)
パン作りの奥深いところは、
フランスパンなどのハード系のパンになると
逆に、気泡が大きく空いていて、歯切れの悪い食感が特徴になります。
ハード系できめの粗いパンを作りたいときは、
あまりこねずに、、、、
さっき言ってたのと逆なんです。、、、
作りたいパンによって、パンのこねが変わってくるのです
ただコネとけばいいんじゃないの??? そこがパン作りのハマるポイントなんです。
実際は、さらにその時の湿度や気温によって水分量や水の温度、発酵時間まで変わってきます
全部のピースがうまくかち合って、ぴったりとハマった時に焼けたパン
そんなパンが焼けた日には、人生変わってしまうかもしれませんよ!
90日間ブログチャレンジ 12日目です