焼き上がりを左右する温度管理:ラズベリーオンラインパン教室でのレッスン



自宅のオーブンの焼き上がりに満足していますか?


電気オーブンは、熱源が上部にあり

 

ガスオーブンは、熱源が下部にあります

 

 

 

また、ガスオーブンには中の温度を一定にするために風がでて温度が対流するしくみが付いています

 

かなり風が強いので、焼き色をつけないようにアルミホイル等をのせても舞ってしまうことがあります

 

 

 

電気オーブンにも2段焼きできるタイプのオーブンには、ファンが付いていて対流するしくみが付いています

 

ただし、1段焼きしかできないオーブンにはこの風がでる機能が付いていないので、焼きムラがで出やすいです

 

また、1段焼きしかできないオーブンは、庫内が小さいものが多く

 

庫内が小さいとオーブンの開け閉めで、庫内の温度が下がってしまいやすく

 

パンを焼く時に、満足な温度になれない事があります

 

じゃあ、業務用の大きなオーブンじゃなきゃパンなんて無理じゃない!!

 

って思ったあなた。

 

これが、少しの工夫でかなり改善される技があるのでお伝えします

 


焼き上がりを左右する温度管理の工夫


業務用のパン用電気オーブンは、上火200℃・下火200℃というように上下別別に、温度設定が1℃単位で設定できます

 

作るパンによって、職人が1℃単位で調節しているのです。

 

でも、家庭用のオーブンはそこまで無理、、、

 

そんな時は、次の3つを試してみてください

 

温度管理① オーブンの予熱が終わってから、10分ほど経ってから焼く

 

      (家庭用オーブンは、ピピピって予熱完了の音が鳴ってもまだ温度が上がり切っていない場合があります

 

      しっかり温度を上げるために、10分ほど経ってから焼くことをお勧めします)

 

温度管理② ①を試しても満足な焼き色が出ないときは、余熱の設定温度を20℃高くして、焼く時は元に戻すのをおススメします

 

      (レシピの焼き温度が200℃の場合・予熱は220℃で行い、焼成は200℃で行う)

 

温度管理③ 型を使うパンの場合は、余熱する時に天板を入れて予熱する

 

      冷たい天板を入れると庫内の温度が下がります。食パン型などを使う場合は天板は予熱の時点で入れておきます

 

以上、温度管理3点です。

 

お試しください

 

 


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